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❝ ANYキーってのはどこにあるんだ? ❞
— 出典多数
要修正
この本には、全体を通じてコマンドラインからPythonプログラムを実行する例が掲載されている。では、コマンドラインというのはどこにあるのだろう?
Linuxなら、Applications
メニューを見てTerminal
という名前のプログラムを探してほしい(もしかしたらAccessories
やSystem
のようなサブメニューに入っているかもしれない)。
Mac OS Xなら、/Applications/Utilities/
フォルダ内にTerminal
というアプリケーションがある。このフォルダに行くには、まずデスクトップをクリックして、Go
メニューを開き、Go to folder...
を選んで、/Applications/Utilities/と打てばいい。その上で、Terminal
プログラムをダブルクリックすれば起動するはずだ。
Windowsなら、まずStart
をクリックして、Run...
を選び、cmdと打って、ENTERを押せばいい
コマンドラインにたどりついたら、Python対話シェルを起動できるようになったはずだ。LinuxかMax OS Xのコマンドラインなら、python3と打ってENTERを押せばいい。Windowsのコマンドラインなら、c:\python31\pythonと打ってENTERを押せばいい。うまくいけば、このようなものが現れるはずだ:
you@localhost:~$ python3 Python 3.1 (r31:73572, Jul 28 2009, 06:52:23) [GCC 4.2.4 (Ubuntu 4.2.4-1ubuntu4)] on linux2 Type "help", "copyright", "credits" or "license" for more information. >>>
(Python対話シェルを終了してコマンドラインに戻りたいなら、exit()と打ってENTERを押せばいい。どのプラットフォームでもこれで終了させることができる。)
「command not found」エラーが出たなら、おそらくPython 3がまだインストールされてないのだろう。
you@localhost:~$ python3 bash: python3: command not found
他方、Python対話シェルには入れたが、そのバージョン番号が期待していたものとは違っていたという場合には、たぶん複数のバージョンのPythonがインストールされているのだろう。これが最も頻繁に起こるのはLinuxやMac OS Xで、これらのシステムでは古いバージョンのPythonがあらかじめインストールされているのだ。別に古いバージョンを消さずとも最新のバージョンをインストールできるのだが(衝突することなく共存してくれる)、この場合には、コマンドラインから起動する時により具体的に指定する必要がある。
例えば、私は自宅のLinuxにいくつかのバージョンのPythonをインストールしていて、自分が書いたPythonのソフトウェアをテストできるようにしてある。特定のバージョンを使いたい時には、python3.0
、python3.1
、python2.6
などと打って起動している。
mark@atlantis:~$ python3.0 Python 3.0.1+ (r301:69556, Apr 15 2009, 17:25:52) [GCC 4.3.3] on linux2 Type "help", "copyright", "credits" or "license" for more information. >>> exit() mark@atlantis:~$ python3.1 Python 3.1 (r31:73572, Jul 28 2009, 06:52:23) [GCC 4.2.4 (Ubuntu 4.2.4-1ubuntu4)] on linux2 Type "help", "copyright", "credits" or "license" for more information. >>> exit() mark@atlantis:~$ python2.6 Python 2.6.5 (r265:79063, Apr 16 2010, 13:57:41) [GCC 4.4.3] on linux2 Type "help", "copyright", "credits" or "license" for more information. >>> exit()
© 2001– Mark Pilgrim
© Fukada, Fujimoto(日本語版)